ウィーン 5月22日 (Vienna, May 22)         地図(Map)

    
 宿泊:Apartment Karlsplatz
     地下鉄のKarlsplatzの駅から歩いて3分程度。ウィーン工科大学と向かい合わせで、ビルの1階には画廊が入っている。シュテファン大聖堂、オペラ座、市民公園まで歩いて10〜15分程度。ウィーン交響楽団の演奏会が行われるコンツェルトハウスまで5分少々。大変に便利なところにある。夜は静かなのもよい。問題もある。
     Booking.comで探したのだが、日本のウィークリーマンションのようなものを想像していた。看板といわなくても案内板くらい出ているのだろう。ところが、いくら探してもそれらしきものがない。近くを通りかかった学生に訊いても首を傾げるばかり。仕方がないので、予約確認書を取り出し、番地を調べると本当にすぐそばにいることが分かる。番地の場所は普通のアパートで門が閉まっている。さてどうしたものかと5分ぐらいうろうろしていたら門の中から、「Saitoか」と声がかかり、部屋のオーナーが現れた。どこか別の場所に住んでいて、客の到着に合わせてこのアパートに出かけてくるようだ。私は空港への到着時間を知らせてあったので、空港からは90分くらいかかるだろうと計算して迎えに出たらしいが、私は1時間もかからずについてしまった。
     部屋は清潔で、結構広かった。ITレンジ付きのキッチンがあり、食器、調理器具もお使いくださいとのことだった。「出てすぐのところにスーパーマーケットがあります。」料金前払いで支払いを済ませ、日曜の朝9時前に出発すると伝えると、「鍵を忘れずに、テーブルの上に残していってください。」ということだった。
     工科大学の学生などが住んでいるアパートの部屋に3泊したということになるのだろう。まったく普通のアパートだから、ちょっと不便なところもある。朝、出かけようとして扉を開けたら廊下は真っ暗。あとになって、少し離れた壁にスイッチがあることに気がついたが、そのときは、たまたま持っていたLEDの小さな懐中電灯が大変に役立った。何か笑い話みたいだけれど。
     


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