Faults and Folds
Fault
Colorado高原の西縁を形作る断層がUtah、Arizona、Nevada3州の境界付近からI-15に沿うように北上している。
Saint George付近を走るGrand Wash断層、Washington断層、Hurricane断層。
Bryce CanyonとZionの2つの国立公園の間にあるSevier川沿いに走るSevier断層。
Bryce Canyonの崖を作ったPaunsagunt断層などの規模の大きな断層を見ることが出来る。
Anticline/Syncline(背斜構造/向斜構造)
容易に観察できるanticline(背斜)は
- Raplee anticline (Mexican Hat 付近)
- Waterpocket fold (Capitol Reef National Park)
- San Raphael swell (Goblin Valley State Parkの北側)
- Virgin anticline (Saint Georgeの北)
- Sprit Mountain (Dinosaur National Monument)
などである。
Waterpocket foldは(特に南の部分)西側は緩やかな傾斜であるが、東側は急傾斜のMonoclineを形成している。
Anticlineは盛り上がった部分が浸食されるので、Anticlineでは背斜軸に向けて古い地層が露出する。
Synclineでは逆に新しい地層が向斜軸付近に現れる。
Utah州のMoab付近からColorado州にかけて特徴的に見られるのがSalt anticlineである。
ペンシルバニア紀に厚く堆積した蒸発岩(岩塩など)が上部を覆った岩石より密度が小さいために、地層中を上昇し、ドーム構造を作った。
岩塩が地表に現れると水がその地層を溶かし、流し去り、陥没により谷が出来る。
この地域にはこのような谷が北西ー南東方向に平行して並んでいる。
名前を挙げておこう。
などである。
Monocline
ほぼ水平に堆積していた地層が急傾斜で落ち込む構造。
多くの場合、図のように、地表に現れない大きな断層によって地表に近い堆積層が断層のずれの対応して変形している。
Colorado高原で目に出来るもののうちいくつかをあげておく。