雅子の雛人形を飾る




 今年も桃の節句が近づいてきた。雅子の雛人形も飾ってやらなくてはなるまい。一年中しまっておいては可哀想だ。飾るとなれば、一夜雛というわけにはいくまい。と思って、玄関の小箪笥の上に並べた。
 並べると雛菓子も置きたいし、花も飾りたい。花はいつもの花屋さんに行って、桃の小枝と啓翁桜を買ってきた。雛菓子は?そのあたりで売っている雛あられは安っぽい気がして気が進まない。金花糖は昔はどこでも売っていたが、この頃はとんと見かけない。ネットで調べたら、東京で作っているのは1軒だけだとかで、しかも注文生産。値段は目をつぶるとしても、3月3日に間に合いそうにない。金沢の有名なお菓子屋さんのものは立派だけれど、かなりの値段である。ということで今年は諦めた。たまたま南部市場に行ったら「生姜あられ」を売っていた。白、黄色、オレンジ色、緑色など淡い色がついている。今日のところはこれで間に合わせた。
 玄関ホールには小学校の同級生の杉本くんの個展で手に入れた油絵がかかっている。その下に、啓翁桜と桃の花を生け、その間に人形を飾った。

 (20240227)

   




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